2026年 イギリス旅行: 日本で運河に馴染みが薄い理由
2026年のゴールデンウィーク期間にイギリスに行ってました。今回の旅の目的大きく3つ、①美術館・博物館巡り、②ミュージカル・オペラ・バレエを鑑賞体験、③産業革命・近代化について学ぶ、でした。今回は③産業革命・近代化の話になります。
2026年上期の現在、イスラエル・アメリカとイランの戦闘により、ホルムズ海峡が封鎖され、その結果、中米のパナマ運河の重要性が増しているという報道を耳にします。この「運河」という言葉、日本にいるとあまり馴染みがないと思いませんか?皆さんは、運河の正確な意味を答えられますか?
運河とは、
ヒトやモノを船で移動させるための人工の河川
のことです。キモは「人工の」です。自然発生的にできたのではなく、人の生活・産業のために、人が作った河川を指します。私の場合、「運河」という単語自体は学生の頃から知っていましたが、具体的な意味を理解したのは社会人になってからです。
世界的に有名な運河を挙げると、エジプトのスエズ運河は地中海と紅海を結び、ヨーロッパと中東・アジアの物流をつなぐ要衝です。スエズ運河がないと、アフリカの喜望峰を経由することになり、航行の日数・費用が倍増します。また、パナマ運河は大西洋と太平洋を結び、アメリカの東海岸と西海岸をつなぐ要衝です。こちらは、南米大陸南端のマゼラン海峡のルートを回避することが可能です。日本だと、小樽運河が最も有名でしょう。また、江戸時代に江戸や大坂では運河が発達し、特に米の輸送に用いられていました。
日本で運河に対する馴染みがない理由は何でしょう?直接的には、日本国内で運河の質 (規模) ・量ともに乏しいから、というのが考えられます。まず、質 (規模) でいうと、例えば、関東地方を突っ切り、太平洋と日本海をつなぐ運河があれば、それは有用でしょうし、その規模は世界に誇るものになるでしょう。しかし、その運河を作るためのリソースと、それによって得られるリターン (おそらく、1~2日かければ、関門海峡や下関を経由して、2つの海を行き来できる) を天秤にかけると、運河を作る判断には至りません。このように、島国である日本では、大規模な運河を作る動機づけが弱いです。
一方で量はどうでしょう?なぜ日本に運河が少ないのか?近年、この問いが頭の片隅にずっと残っていました。そして、その答えを今回のイギリス旅行で得ることができました。答えに至ったのは下記の写真を見た時です。イングランド中部の「ダーウェント峡谷の工場群 (Derwent Valley Mills)」と呼ばれる、産業革命に関わる工業遺産にあった看板です。この場所は、High Peak Junction と呼ばれ、鉄道と運河間での積荷の受け渡し所でした。
右上のタイトル"The long way round or up and over?" は「遠回りか、山を越えていくか?」という意味になります。そしてその下の、”In the early 1800s, canals were the efficient way transport goods around the country”とあります。"canal" が「運河」を表し、「1800年代前半、運河は国内の物資輸送に効率的な方法だった」となります。この辺りから、これって知りたい情報かも・・・と思い始めました。

下の写真は中央の地図の拡大版です。下の方に凡例がありますが、
・薄い青→自然の河川
・濃い青→運河
です。多くの運河が引かれていることが分かります。また赤枠を付けた右下が訪れた”High Peak Junction” 、左上がフットボールチーム マンチェスターユナイテッドで有名な"Manchester"です。当時としても、イングランド中部の主要都市でした。
さて運河ですが、High Peak Junctionを通る運河 Cromford Canalができたのは1794年とあります。一方、中央の標高が高い部分を点線で突っ切っているのが鉄道 (Cromford and High Peak Railway) ができたのは1830年とあります。

もう少し歴史を紐解くと、イギリスの発明家 Richard Arkwright が1771年にCromfordで世界初の水力を使った工場を建設しました。そこから少しずつ規模を大きくし、イギリスに産業革命をもたらした一人となりました。工場での使う原材料の木綿や生産品の糸はもちろん、水力を使うためには歯車などの鉄鋼部品、さらには従業員の生活物資を運ぶ輸送ルートが必要でした。そのため、Cromford Canal は1794年に開設されました。そして、そこから30~40年間は運河が物流の中心だったのです。
この数十年は、水力による初期の産業革命が始まり、その後に蒸気機関が発明されて鉄道が敷設されるまでの期間です。この期間は、水の力に頼るのが最も効率的な手段でした。
一方で、日本の産業化はどうでしょう?日本の近代化のきっかけは、1853年の黒船来航です。アメリカの被害インド艦隊のペリーが浦賀にやってきました。「蒸気船」に乗って。
ここまでくると明確ですが、日本の近代化は、水力をスキップし、蒸気機関によって産業発展をしたのです。そのため、1867年の大政奉還の後、僅か5年後の1872年に新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業されました。わざわざ、土地を掘り返し、水を通すよりも鉄道の方がはるかに有効な手段を取りました。
蒸気機関の発明がなければ、ペリーは日本に来ることはできなかったでしょうが、蒸気機関という動力源をタイミング良く国内に取り入れられたことは、日本の急速な近代化に貢献したと考えます。
「水力を経ずに蒸気機関で近代化したため、日本は運河に馴染みが薄い」というのが、今回の旅行の学びの1つです。
2025年のお金の使い方 TOP10
既に2026年に入りましたが、2025年の良かったお金の使い方TOP10です。前回同様、買ってよかったモノだけでなく、コトも入ります。また、ランキング形式ではありません。
コト編
1. イタリア旅行
絶対に行きたかったイタリアの初訪問。ヴェネチアやローマは、中世の時代、この世の栄華を極めたことをひしひしと感じました。絵画や歴史を、もっと勉強してから再訪します。

2. 大阪・関西万博
2025年の日本での大イベントといえば万博。暑くなりすぎない、早めのタイミングで訪問しました。開催前は外野のノイズが色々ありましたが、やって良かった万博だと思います。人気のパビリオンにはあまり回れませんでしたが、大屋根リングを見て・回るだけでも十分楽しめました。

3. 屋久島
屋久杉を見てみたいということでトレッキングしてきました。日頃登山しないので結構疲れましたが、屋久杉がなぜ長寿命なのかという理由を、目で見て理解することができました。

4. 犬島: 犬島精錬所美術館
2025年は瀬戸芸イヤーだったので、メインの直島・豊島にも訪問。今回初訪問だった犬島は、新鮮さもあり、一番印象に残りました。内部の写真撮影はNGでしたが、現代アート好きの方は是非。

5. 武蔵野美術大学 卒業・終了制作展
交通費ぐらいで、ほとんどお金かけていないのですが、2025年の頭に、何個かの美術・芸術大学の卒展に行きました。その中で作品のオリジナリティや自由度が高かったのが、ムサビでした。2026年も行きたいです。

モノ編
6. トルティーヤプレス: VICTORIA 8インチ
このプレス機ももちろん良いのですが、2025年は初めて家タコスを作って食べました。ライム果汁・サルサがだくだくの状態で、周囲を気にせず食すのは、ウマさだけではない快感が得られます。
7. ノートPC: 富士通 FMV Note Uシリーズ
2024年末に高コスパで有名なノートPCを購入したのですが、私には合わず (最もNGだったのは画面が180度まで開かない・・・) 買い替えで購入。価格は高めですが、圧倒的に軽く・電池の持ちがよく・必要なSPECが盛り込まれています。
8. 広角ズームレンズ: SIGMA CONTEMPORARY 10-18mm F2.8 DC DN
中古で購入。18-50mmのレンズを持っていて、広角側のレンズも欲しくなり購入。現代アートや建築が好みな私にとって、近くから全体を写せる広角レンズは必須のアイテムだと今更ながらに知りました。
9. 懸垂器
懸垂って、日常生活から筋トレへ移る際のハードルが低い部類だと感じています。腹筋や腕立てだと、中々やる気にならないですが、懸垂だと取り合えずやるか・・・、とモチベーション低くても臨めます。
10. 耳栓
少しお高めの耳栓。飛行機乗る際や、ホテルで外がうるさい場合に使用。圧迫感なく、遮音性を維持しているので、旅行時には必須のアイテムになりました。
瀬戸芸2025 訪問記: 会期中は直島・豊島以外がオススメ
瀬戸芸の期間中は直島・豊島以外を楽しみ、これら2島は会期外に楽しみましょう、というのが結論です。
はじめに
2025年秋、瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の会期中に、直島と豊島を訪れました。アートと自然が融合したこの地域は、世界中から注目を集める場所。ですが、実際に訪れてみて感じたのは「瀬戸芸期間中に直島・豊島へ行くのは、かなり大変…」ということでした。
直島・豊島は大混雑!
瀬戸芸の秋会期中、高松港から直島へ向かう船に乗ろうとしたところ、満席で2便連続で乗れず・・・。結局、予定の2時間遅れの便に乗ることになり、島に到着する前からすでに疲労感…。
島に到着しても、バスは満員、レンタサイクルは長蛇の列。入場制限はあれど、美術館も人が多く、静かにアートを楽しむことは難しかったです。直島のベネッセハウス (ホテル) にも何とか宿泊できましたが、空室待ちを数か月間、毎日チェックしていました。
直島・豊島の主要スポットは「通年営業」
瀬戸芸期間中に訪れるメリットはもちろんありますが、直島・豊島の主要なアート施設は、会期外でも開いています。
地中美術館(直島)
ベネッセハウス ミュージアム(直島)
豊島美術館(豊島)
これらは通年で開館しており、閑散期なら静かに鑑賞できるのが魅力。人混みを避けて、アートと自然をじっくり味わいたい方には、瀬戸芸の会期外の訪問がおすすめです。
開催する側からの視点
主催者側からも、直島・豊島以外に人を分散させたい意思を強く感じます。
直島・豊島を訪問した際、スマホの瀬戸芸アプリでパスポートを登録できるのですが、トップ画面に「直島・豊島は非常に混雑します。ほかの会場を強くお勧めします。」という表示がなされていました。

また、今年の直島の新作は、下記の2つのみ。どちらも会期外も行けるため、「別のタイミングを狙ってきてね!」という意図を感じます
- Ring of Fire -ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月
- 直島新美術館
おわりに
豊島・直島以外だと、今期の瀬戸芸で、男木島・女木島・犬島の3島を訪れました。特に犬島は、直島・豊島に匹敵する感動をもらいました。次期開催の時は小豆島に行きたいなと思っています。
蛇足
直島・豊島で撮った写真を一部載せておきます。
草間彌生 南瓜

蔡國強 ヘッド・オン

宮島達男 家プロジェクト 角屋 「Sea of Time '98」

ブルース・ナウマン 100生きて死ね

李禹煥 無限門


塩田千春 線の記憶

今回、2度目の直島・豊島訪問でしたが、定点観測的に訪れたい場所です。
放送大学に入って学割を使うときの注意事項
放送大学への入学は、社会人になってからも学割を受けるためのTipsとして、多くの人が情報発信しています。私も最近入学し、学割を恩恵を得ています。その中で、目論見から外れたことが2点あったので共有しておきます。
期間縛りがあるサブスクに注意
これはAmazon Primeで起こりました。Amazonでは一般的なAmazon Primeに加え、学生向けのPrime Studentの資格があり、前者は年額 5,900円、後者は年額2,950円となります (2025年現在)。ほぼほぼ同じサービスを半額で受けられるので、学割バンザイ、と申し込みました。
しかし、エラー画面が出て登録できません。一度、Prime会員を辞めてから、Prime Studentに登録しないといけないので、その情報更新が反映されるのにラグがあるのかと考えて数日置いてからやってみましたが、結果は同じ。
サービスに問い合わせて理由が分かりました。それは、Prime Studentの会員資格は、最長4年という規約です。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GWMNXPTL3482JPHC
私は社会人になる前の学生時代からAmazonを利用しており、その時期にPrime Student会員だったので、既に4年間が過ぎていました。そのため、Prime Studentの資格はもう得られず、一般的なAmazon Primeに入り直しました。
Amazon以外でも期間制約付き学割はあるので、事前に調べることをお勧めします。
ウチダのOfficeは新たにアカウントが発行される
放送大学のWebページでも紹介されるウチダのOffice。Microsoft Officeを学割で利用できるお得なサービスです。
Microsoft Officeの学割について | 放送大学
年額1万円以下でOfficeが使えるのですが、入ってから問題が発覚しました。それは、新たに学割専用のアカウントが作られるということ。私は学割を使う前から、Office 365の会員でして、既にOfficeやOneDrive環境がありました。そこに学割専用のアカウントができることになります。
既存と新規のアカウントを紐づけることができず、既存アカウントで作ったファイルに新規アカウントからアクセスできない問題が生じました。サービスに問い合わせれば解決法はあったのかもしれませんが、既存アカウントが使えない状況を長引かせること難しく、Microsoft公式の学割を使うことにしました。ウチダのOfficeよりも費用は上がってしまいますが、こちらは既存アカウントで学割が適用されるので、私にはこちらがマッチしました。
Microsoft 学生割引で Office や Word をお得に利用 | Microsoft 365
2024年のお金の使い方 TOP10
2024年もあと僅か。この時期、毎年の買って良かったものランキングを至るところで見ますが、個人的にはモノだけでなくコトも含めた方が大事なのでまとめてみました。ランキングではなくTOP10であり、順番に特に意味はありません。
コト編
まずはコト編。金額を出してしまうと、どれだけ散在しているかがバレてしまうので、費用は割愛。
1. ケニア・タンザニア旅行
今年、準備に一番時間をかけたイベント。ビザの取得や予防接種、サファリツアーの準備など色々手間でしたが、その手間をかけた甲斐がありました。
2. ペルー: マチュピチュ旅行
足腰がちゃんとしている内に行っておきたかった場所。マチュピチュ村に2泊し、マチュピチュは2日行きましたが、両方とも好天に恵まれ、絶景を堪能できました。また、マチュピチュだけなくオリャンタイタンボなど他にも素晴らしい遺跡があることを知りました。
3. 知床旅行
ここ数年は毎年行っている知床。今年の冬の知床は好天&高い流氷密度に恵まれました。

4. 石垣島旅行
かなり久しぶりの沖縄旅行。沖縄の最高のシーズンに訪れ、石垣島を堪能しました。とはいえ、この時の学びは、①日本の気候だと冬より夏の方が耐性が弱い、②水のレジャーは海よりもプールの方が好み、の2点...。

5. ICL手術
健康という訳ではないですが、自身の体には、必要であればある程度お金を掛けるのがモットーです。今年は、ICL手術を受けました。私は元々近視がひどく、眼鏡かコンタクトレンズが必須なのですが、目の隙間にコンタクトレンズを埋め込み半永久的に視力が改善する手術です。やり方は白内障と似ており、実績はあり。注意事項として、老眼などは防げないので、結局は眼鏡に頼ることになります。とはいえ、老眼が出るまでの期間を、眼鏡やコンタクトレンズなしで過ごせるメリットを取りました。結果、現時点では正しい判断だったと考えいています。
6. Ed Sheeran ライブ
今年はほとんどライブには行けなかったのですが、年始に行ったEd Sheeranのライブは良かったです。昨年行った、同じくイギリス出身のStingと同様で、休む暇を与えない圧巻のライブでした。

モノ編
7. ミラーレスカメラ α6700
今年は、マチュピチュやサファリに行くことを年始から決めていたので、早めにカメラを購入しました。これまでは、コンデジを長く愛用していましたが、少しお高めではあるものの、一眼カメラの描写力と撮影体験は、これまで忘れていたものでした。
8. スマートロック Switch Bot ドアロックセット
数年前から導入を検討していたものの、何となく踏ん切りが付かないままでした。今年、Amazonのセールで購入。鍵を持ち歩く手間と、失くしてしまうリスクを減らすことができ、サッサと導入すれば良かったと反省しました。個人的には、ロック/解錠の動作がもう少し速ければなお良し。
SwitchBot ドアロックセット – SwitchBot (スイッチボット)
9. LULULUN
ICL手術をして眼鏡を辞めたことで、顔のシワが気になり始めました。なるべく毎晩紙パックすることで、気持ち肌がキレイになった気がします。
10. パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー
これは買い替え。オーラルケアも健康のための投資の一つ。私は、耐久性と洗面台の起きやすさを鑑みて、少し古めのタイプを使っています (新しいタイプは、場所を取る...)
ということで、今年良かったお金の使い方TOP10でした。来年も良い (満足できる) お金の使い方をしたいです。
サファリ@アフリカ旅行記④: カメラ編
アフリカ旅行の準備、カメラ編です。
前回はこちら。
準備でかなり力を入れたのが、カメラでした。せっかくサファリに行くのだから、それなりの写真を撮りたい!!それに応じた機材を準備しました。とはいえ、私自身は一介のアマチュアで、恒久的に使う機材が全てではないので、レンタルも併用しました。
今回の装備
カメラ本体
- SONY α6700×2台
1台は私物で、もう1台はレンタル品です。サファリは砂埃が多く、極力レンズ交換を避けた方が良いです。そのため同じカメラ2台を用意しました。同じ操作系・設定で運用しました。結果として、この判断は正解でした。
α6700は、高額なフルサイズセンサの1ランク下であるAPS-Cというセンササイズですが、サファリで活躍する望遠域をより小型のレンズで運用でき、小型軽量が好きな私にとって良い選択肢です。
- Osmo Pocket 3
最近これでVlogを始めました。小型軽量なのと、何より手振れが抑えられるので、今回に限らず、旅行のお供にしています。
レンズ
レンズは5つ持っていきました。最終的には、こんなに持っていく必要はなかったと感じています。
Tamron 150-500mm F/5-6.7
一番の超望遠レンズ。レンタル品。サファリにいる間は基本このレンズを取り付け、写真撮影に活躍しました。500mmまでのレンズにしては小型軽量で、AFの効きも俊敏でした。
SONY 70-350mm F4.5-6.3
Tamronの次に超望遠なレンズ。70mmスタートなので、少し広めの画角で撮りたい動画などで重宝しました。また小型軽量なので、ウォーキングサファリやバルーンサファリなど、大きな荷物が持てない場合の超望遠レンズとして役立ちました。
SONY Vario-Tessar T* 16-70mm F4
風景や近くのモノを取るときに使用したレンズ。上の70-350mmと交換しながら使うことが多かったです。
以上がサファリ旅行での1軍レンズです。次に挙げるのは、持っていかなくても良かったなと思ったレンズです。
Sigma 18-50 F2.8
日常使いでは最も多用しているレンズです。F2.8という明るいレンズなので、夕方~夜の利用を考えて持っていきました。が、結局夜の撮影は、F2.8ではどうにもならないレベルの暗さで、夕食ぐらいであればスマホで事足りました。
SAMYANG 12mm F2
星景写真を撮るために持参。サファリは明かりが少ないので、星空が非常にきれいです。そのため、星景写真をたくさん撮れる!!と思い持っていきました。が、夜に野生動物が闊歩する外を出歩くのは非常に怖く (サイトでも禁止されてます)、何度かトライしましたが、数分外に出て1, 2枚撮るのがやっとでした・・・。
周辺機器
- SDカード: 必須。私は下記を2枚使用しました。
Amazon | Nextorage 日本メーカー UHS-II SDカード 256GB SDXC V90 最大読出し速度300MB/s 最大書込み速度299MB/s pSLC 4K/8K録画 NX-F2PRO256G ネクストレージ メモリカード | Nextorage | SDカード 通販 - 電池・充電器: 必須。電池はトータル3個持っていきましたが、持ちも良く余裕でした。
- ブロワ: 必須。どうしてもセンサやレンズにゴミが付着するので、これで吹き飛ばします。
- レンズペン: 必須。理由は同上です。
- 一脚: 不要。参考にしたブログでオススメされていたので持参しましたが、場所を取り、扱いにも難儀し、ほとんど使いませんでした。後述するBeans bagの方が優秀でした。
- フィルタ系: NDフィルタやCPLフィルタなど。個人的には多様する人間ではないのでなくても良かったとは思っています
- ベースプレート: α6700用に150-500mmだと、フロントヘビーで持つのが大変でしたが、これを付けることで、小指の引っかかりが向上し、かなり楽でした。
Sony Alpha 6700専用ベースプレート
その他
Beans bagが凄く便利でした。日本語だと砂袋。これ日本から持ち込んだ訳ではなく、現地のガイドに貸してもらいました (緑色の枕みたいなモノ)。

Beans bagを土台にカメラを置けば非常に安定します。一脚よりも優秀で、車内の移動も楽々です。事前に連絡して、ガイドさんに準備してもらうことをオススメします。

オススメのカメラ構成
次回は、この構成!!
もう一度サファリに行くなら、何を持っていくかの構成です。括弧内は、今市販されているもので見繕った品です。私はガチ勢ではないので、1台50~100万円とか、1本100万円オーバーのレンズを買う or レンタルする覚悟も余裕もないので、自身の手が届きそうな範囲で選別しています。
カメラ本体: 2台 (α6700)
レンズ: レンズ交換無し構成で選定しました。
周辺機器:
SDカード・電池・ブロワ・レンズペンなどは特に変更なしで、フィルタや一脚は持って行かないでしょう。
カメラ初心者なら、この構成!!
上記でも結構な重量になるので、正直そこまでの体力無いよ、という人も多いと思います。そんな場合は、望遠が効く (倍率の高い) コンデジがお勧めです。
コンデジは、レンズが交換式ではなく一体型であり、交換の手間が削減できます。コンデジの中でもネオ一眼、と呼ばれるカメラは、その形は一眼カメラに似ており、覗き込むファインダーが付いています。個人的にはサファリで撮影体験も楽しむなら、ネオ一眼だと思います。
Panasonic DC-FZ85D
近年は各社のネオ一眼のラインナップ更新が無い中で出てきたPanasonicの最新機種。光学ズームで1200mmの超望遠撮影ができます。USB Type-Cで充電できるのも嬉しいところ。
大きいカメラは要らない!!という方には、所謂コンデジのサイズ感で、倍率が大きいものを選ぶと良いでしょう。
Canon PowerShot SX740 HS
テレ端が960mmのカメラ。倍率は余裕です。
SONY DSC-HX99
これはテレ端720mmですが、これでも十分です。
レンズ一体型のカメラでもブロワぐらいは持っていくと良いです。1,000円以下で購入できます。
なお、スマホと高倍率カメラでは、望遠の性能差がありすぎるので、スマホだけでサファリというのは楽しみが半減します。必ず高倍率のカメラを用意しましょう。
サファリ@アフリカ旅行記③: 準備編
初アフリカ旅行の準備編です。
前回はこちら。
下調べ
コロナ禍以前からアフリカのサファリには行きたいと思っていたので、ネットでチョコチョコと情報収集していました。本格的に調べ始めたのは、旅行の約1年前です。
基本は、「アフリカ サファリ 旅行 ブログ」などのキーワード検索で下調べを行いました。主に参考にしたサイトは下記です。英語のサイトも確認しました。
When Is the Best Time To Go on Safari in Africa?
東アフリカ3週間の1人旅へ (ケニア、タンザニア、ザンジバル島) | 十夢創家の冒険
※ある程度予約し終わってから本も買いました
ケニア・タンザニア旅ガイド まるまるサファリの本Ver.3 - 出版文化社 共同出版事業部出版文化社 共同出版事業部
まず、最初に決めたかったのは、いつ・どこに行くかです。私は一般的な会社員で、長期連休は年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みの3回あります。その中で、行きたいところが、ベストシーズンを狙います。
今回、行きたい場所はある程度決まっていました。ケニアのマサイマラ国立保護区 (Masai Mara National Reserve) とタンザニアのセレンゲティ国立公園 (Serengeti National Park)。異なる国ですが、エリアとしては同じであり、両国の西側に位置するサファリになります。その2つはマストとしてベストシーズンを探すと、6~9月が良さそう。行くタイミングは、お盆休みに決定です。
ツアー・宿泊・飛行機
旅行の半年前から、ツアーの検索・予約も始めます。現地でガイドツアーを探すという手ももちろんあるのですが、サファリを堪能するためにも、できる準備は予め済ませておく、アフリカという訪れたことのない土地でのトラブルを再上限に抑える目的で、ツアーを予約しました。
参考にしたアフリカ旅行の道祖神は、日本の会社が提供している旅行ツアーですが、日程や場所が確定しているツアーが基本なので (もちろんオーダーメイドの旅もあるそうですが) 、今回は海外のサイトで予約しました。色々とサイトは巡りましたが、最終的に選んだのは下記。
SafariBookings: Compare 11,264 African Safari Holidays
検索性が優れていたのと、訪れる場所を地図で描かれていたのが、多用していた理由です。このサイトは、各ツアー会社が提供しているサファリツアーの紹介サイトなので、ここで良さそうなツアーを見つけ、最初は本サイトのフォームからエントリーですが、その後は直接ツアー会社と英語でやり取りする必要があります。
サイトを眺めながら、詳細な旅程を妄想していきます。
飛行機のルート
日本からの直行便は無いので、どこかを経由する必要があります。また、ケニア・タンザニア側の国際空港の場所も把握しておく必要があります。ケニアの場合、首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港が玄関口となります。タンザニアの場合、ダルエスサラームのジュリウス・ニエレレ国際空港とキリマンジャロ国際空港があります。前者はセレンゲティから遠くてタンザニア内での飛行機乗り換えが必要、後者は比較的小さな空港なので航空便の選択肢が少ないです。
結局、①ナイロビ発着でケニア・タンザニア内をぐるっと1周、②ナイロビ入りダルエスサラーム出の2パターンでツアーを検索することにしました。
行きたい場所と日数の具体化
マサイマラとセレンゲティ以外に、行ってみたい場所を見繕います。出てきたのが、ンゴロンゴロ保全地域とキリマンジャロ国立公園でした。前者はまずは名前の響きが日本人からすると興味深かったのと、この保全地域全体がクレータであることに惹かれました。調べてみると、生態系がクレータ外と若干異なるとのことで、リストに追加しました。後者はアフリカ最高峰を見てみたいと思ったのと、キリマンジャロをバックにした野生動物の写真を何度も見てきたので、私も見たいという気持ちになったためです。
また、日数も具体化していきます。メインのマサイマラとセレンゲティは少なくとも2泊、できれば3泊したかったので、それができるツアーを探します。一方で、ンゴロンゴロとキリマンジャロは優先度落として1泊できればOKというラインで探します。お盆休みプラス有給休暇で回り切れそうな旅程を組みます。
プライベートかシェアツアーか、宿泊場所は?
旅費影響の大きいこの部分、決めるのにかなり悩みました。まず、プライベートツアーだとかなり高く、シェアツアーの3~4倍はします。個人的にはシェアツアーでも良かったのですが問題は宿泊場所です。シェアツアーだとテント泊多めロッジ泊少なめ、プライベートツアーだとロッジ泊多めテント泊少な目でした。
私は寝心地の悪い環境下で不調になるのが嫌だったので、最終的にロッジ泊が確保されるツアーを選択しました。すると自動的にプライベートツアーとなり、最終的には日本人ひとりで、大きなランクルを占有することになりました。費用は高くなりましたが、融通の利くプランになったので、良い選択だったと感じています。
上記の検討と予算を基に、3個ぐらいのツアーまで絞り込みました。その後、各ツアー会社に連絡を取り、最も良い提案をしてきたところを選びました。
※他のサイトにも記載ありますが、相見積もりは取りましょう
飛行機の予約
ツアーの旅程が決まったのとほぼ同時に、飛行機のチケットも取ります。ナイロビ発着のツアーとなり、中東経由でアフリカに行くことになりました。
ツアーを決めた後も、雨季の洪水が長引きルートを変えた方が良い、洪水の影響であるホテルが営業中止になった、連絡してなかったけど支払を○○までにしてくれ、など色々ありましたが、適宜対応しました。
予防接種・VISA
上記で移動手段、宿泊場所が確保できたので、残りはそれほど多くありません。1つ目は予防接種です。下記ブログが詳細に書かれていたので参考にしました。
簡単に書くと、黄熱病ワクチンはマスト、A型肝炎はWANTぐらいだったので、両者を東京医科大学で接種しました。電話予約必須、平日のみ、効果が出るまで10日かかるなどの条件があるので、早めに接種しておきましょう。私は出発の3カ月前に電話予約して、2ケ月前に接種しました。
ケニア・タンザニア両国ともVISAが必要です。ケニア→タンザニアの国境越えの際、一緒にいた欧州のおばぁちゃんは現地でVISA申請したツワモノでしたが、そんな冒険はせず、事前に済ませておきましょう。
※ケニアは事前申請が必須だったはず
荷物
最後は荷物の話です。
カバン
サファリ旅行のブログで、「スーツケースは避けてください」という記載が見受けられました。中には、「ハードのスーツケースはNG, ソフトのスーツケースならOK」というのもありました。初サファリということもあり、素直に従い、60Lのダッフルバッグを新規購入しました。結論として、私はハードのスーツケースでも問題なかったのかなと思います。スーツケースがNGな理由として、グループのサファリだと車に乗りきらない、軽飛行機に乗らないことがある、などがあげられますが、極端に大きなものでなければ乗りますし、実際3割程度の人はスーツケースを使っていました。どちらかというと、砂埃が舞い、凸凹道の環境に持って行ってもOKか?、で判断すべきです。
他に機内持ち込みできるカメラ用のバックパック (20L強) と食事などの時に持ち歩くサコッシュ、の以上3点が、持って行ったカバンになります。
衣類系
調べた前情報は、日中は半袖1枚でOK, 夜は長袖必要でした。少し寒さを心配し過ぎた感はありますが、持って行ったいるはこんなラインナップです。シャツや下着などは、定期的に洗面台で水洗いして使っていました。
- 長袖ズボン 2
- 半ズボン 1
- 半袖シャツ 3
- 長袖シャツ 2
- ラッシュガード 1
- ウインドブレーカー1 ←なくても良かった
- 靴下・パンツ: 4セット
- ハット 1
- サングラス 1
- サンダル 1
- スニーカー 1
- ネックゲーター 1
振り返ってみれば、多めになってしまったかな・・・、とは思いますが、妥当な選択ができたとは思っています。日中サファリ内で着る服と、夜に着用 & 飛行機で着る服は、分けるのをオススメします。前者は結構埃っぽくなるので。また、グリーンやブラウン系のアースカラーが推奨されています。
ガジェット系
長距離フライトで使う前提のモノもありますが、下記のラインナップです。
- ノートPC 1
- タブレット 1
- SDカードリーダー 1
- 充電器 2 (飛行機内で使う小さいの1, 複数ポートある大きいの1)
- バッテリ2 (10000mAh, 5000mA) ←10000mAh 1個で良かった
- 変換プラグ
- コード類 複数
- ノイズキャンセリングイヤホン 1
必須系
現金は350ドルぐらい持って行ったと記憶しています。8割方、ガイドさんへのチップになりました。
その他
- 薬類 (酔い止め、目薬、胃腸薬、鼻炎薬など)
- 水筒 ←朝食会場にあるコーヒーを入れて、サファリで飲める!!
- 日焼け止め
- 首掛けライト←朝夜の移動に役立つ!!
- 虫よけスプレー
- ネックピロー
- 耳栓 ←長距離フライトだと、無いとツラい
荷物で最も悩んだのがカメラです。これは長くなるので次回に持ち越します。
ではでは。