FP3級試験を受けてきた

昨日、FP3級試験を受けてきました。今回の受験は、人生設計する上での必須知識を身に着けることが目的です。学科試験は大きく6つのパートに分かれており、見ての通り、どれも生涯の節目節目に触れる項目ばかりです。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業継承

今回の記録は、FP3級の準備・本番・試験後に分けて、それぞれで感じたことをまとめます。

試験準備

教材は下記の2つ、レビューが高評価だったので購入しました。

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試験勉強を始めたの本番の3週間前からです。ざっくりとした勉強の進め方はこんな感じです。トータルの勉強時間は20時間ぐらいだと思います。

  • 第1, 2週: 教科書を1周目を通し、気になるところにフセンを貼る
  • 第3週:  問題集を1周解いてみて、自信がないところにフセンを張る
  • 試験前日: 2周目の問題集を解く

パートによっては、既知の内容もありました。例えば、パート3の「金融資産運用」は、株や投資信託をやっていれば、ほとんど当たり前の内容でした。一方で、パート4, 5の税と不動産は、これまであまり興味を持たなかった分野でした。このような知識の穴を埋めることが目的だったので、より時間をかけて勉強しました。

とはいえ、今回学んだ内容で、今後も覚えておくべきことは5割程度だと思います。試験に際しては、数値や計算式を記憶する必要がありましたが、今後は、そういったルールが存在ことさえ知っていれば、ネットですぐに検索できます。ということで、来月には、ほぼ全ての数値を忘れているでしょう。

 

試験本番

コロナの影響もあり、会場で試験を受けるのは久しぶり。僅かながらも、緊張しました。受験者の構成は、年齢的には20代後半から40代の人が多かったです。明かに学生と分かる若い方は少ないと感じました。また、150人弱の試験部屋において、60歳を超えてそうな人は1人だけでした。高い年齢層にも必須の知識ですが残念。男女構成は、女性の方が3:2で多いかな?ぐらいの印象でした。当たり前ですが、お金への関心は、男女差というより、年代によって変わりますね。

さて、私は日ごろ、Xiaomiのスマートウォッチを使っており、会場にもいつも通りは付けて行きました。そして当然のごとく、通信機器のため鞄の中に納まることになりました。スマートではない腕時計は、家のクローゼットの段ボール内に眠っているはず。会場には掛け時計もなく、私は時間が分からない状態で試験に臨むことになりました。試験は学科2時間と実技1時間で、いずれもマークシート方式。「時間の配分が上手くいかず、時間オーバーなったらどうしよう・・・」と試験開始前は心配でした。

結局のところ、杞憂でした。かなり時間が余ったからです。最初の学科試験の2時間は、おそらく最初の40分ぐらいで終わりました。開始1時間後に退出可能だったので、退出までの20分は、試験後の予定を立てていました。実技の試験も早々に回答を終えましたが、こちらは試験時間が1時間と短めなこともあり途中退出不可で、残りの時間は今後の旅行先の検討に費やしました。私と同様に、時間を持て余していた人がほとんどのようでしたので、試験時間の短縮を望みます。そうすれば、監督者・受験者共に、負担が減るでしょう。

試験を終えて

既に模範解答が公開されており、自己採点の結果、合格してそうです。試験準備の振り返りとしては、勉強期間が3週間でしたが、2週間でも合格できた感触です。自信を持って回答できたという点で、20時間の勉強時間は妥当と捉えています。一方で、1日の勉強時間を増やして、休日をより有意義に使った方が良かっただろうというのが、今回の反省です。

次はITパスポートと簿記3級を取ろうかな、と考えています。次回は、忘れずにスマートではない腕時計を付けて行こう!