初アフリカ旅行の準備編です。
前回はこちら。
下調べ
コロナ禍以前からアフリカのサファリには行きたいと思っていたので、ネットでチョコチョコと情報収集していました。本格的に調べ始めたのは、旅行の約1年前です。
基本は、「アフリカ サファリ 旅行 ブログ」などのキーワード検索で下調べを行いました。主に参考にしたサイトは下記です。英語のサイトも確認しました。
When Is the Best Time To Go on Safari in Africa?
東アフリカ3週間の1人旅へ (ケニア、タンザニア、ザンジバル島) | 十夢創家の冒険
※ある程度予約し終わってから本も買いました
ケニア・タンザニア旅ガイド まるまるサファリの本Ver.3 - 出版文化社 共同出版事業部出版文化社 共同出版事業部
まず、最初に決めたかったのは、いつ・どこに行くかです。私は一般的な会社員で、長期連休は年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みの3回あります。その中で、行きたいところが、ベストシーズンを狙います。
今回、行きたい場所はある程度決まっていました。ケニアのマサイマラ国立保護区 (Masai Mara National Reserve) とタンザニアのセレンゲティ国立公園 (Serengeti National Park)。異なる国ですが、エリアとしては同じであり、両国の西側に位置するサファリになります。その2つはマストとしてベストシーズンを探すと、6~9月が良さそう。行くタイミングは、お盆休みに決定です。
ツアー・宿泊・飛行機
旅行の半年前から、ツアーの検索・予約も始めます。現地でガイドツアーを探すという手ももちろんあるのですが、サファリを堪能するためにも、できる準備は予め済ませておく、アフリカという訪れたことのない土地でのトラブルを再上限に抑える目的で、ツアーを予約しました。
参考にしたアフリカ旅行の道祖神は、日本の会社が提供している旅行ツアーですが、日程や場所が確定しているツアーが基本なので (もちろんオーダーメイドの旅もあるそうですが) 、今回は海外のサイトで予約しました。色々とサイトは巡りましたが、最終的に選んだのは下記。
SafariBookings: Compare 11,264 African Safari Holidays
検索性が優れていたのと、訪れる場所を地図で描かれていたのが、多用していた理由です。このサイトは、各ツアー会社が提供しているサファリツアーの紹介サイトなので、ここで良さそうなツアーを見つけ、最初は本サイトのフォームからエントリーですが、その後は直接ツアー会社と英語でやり取りする必要があります。
サイトを眺めながら、詳細な旅程を妄想していきます。
飛行機のルート
日本からの直行便は無いので、どこかを経由する必要があります。また、ケニア・タンザニア側の国際空港の場所も把握しておく必要があります。ケニアの場合、首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港が玄関口となります。タンザニアの場合、ダルエスサラームのジュリウス・ニエレレ国際空港とキリマンジャロ国際空港があります。前者はセレンゲティから遠くてタンザニア内での飛行機乗り換えが必要、後者は比較的小さな空港なので航空便の選択肢が少ないです。
結局、①ナイロビ発着でケニア・タンザニア内をぐるっと1周、②ナイロビ入りダルエスサラーム出の2パターンでツアーを検索することにしました。
行きたい場所と日数の具体化
マサイマラとセレンゲティ以外に、行ってみたい場所を見繕います。出てきたのが、ンゴロンゴロ保全地域とキリマンジャロ国立公園でした。前者はまずは名前の響きが日本人からすると興味深かったのと、この保全地域全体がクレータであることに惹かれました。調べてみると、生態系がクレータ外と若干異なるとのことで、リストに追加しました。後者はアフリカ最高峰を見てみたいと思ったのと、キリマンジャロをバックにした野生動物の写真を何度も見てきたので、私も見たいという気持ちになったためです。
また、日数も具体化していきます。メインのマサイマラとセレンゲティは少なくとも2泊、できれば3泊したかったので、それができるツアーを探します。一方で、ンゴロンゴロとキリマンジャロは優先度落として1泊できればOKというラインで探します。お盆休みプラス有給休暇で回り切れそうな旅程を組みます。
プライベートかシェアツアーか、宿泊場所は?
旅費影響の大きいこの部分、決めるのにかなり悩みました。まず、プライベートツアーだとかなり高く、シェアツアーの3~4倍はします。個人的にはシェアツアーでも良かったのですが問題は宿泊場所です。シェアツアーだとテント泊多めロッジ泊少なめ、プライベートツアーだとロッジ泊多めテント泊少な目でした。
私は寝心地の悪い環境下で不調になるのが嫌だったので、最終的にロッジ泊が確保されるツアーを選択しました。すると自動的にプライベートツアーとなり、最終的には日本人ひとりで、大きなランクルを占有することになりました。費用は高くなりましたが、融通の利くプランになったので、良い選択だったと感じています。
上記の検討と予算を基に、3個ぐらいのツアーまで絞り込みました。その後、各ツアー会社に連絡を取り、最も良い提案をしてきたところを選びました。
※他のサイトにも記載ありますが、相見積もりは取りましょう
飛行機の予約
ツアーの旅程が決まったのとほぼ同時に、飛行機のチケットも取ります。ナイロビ発着のツアーとなり、中東経由でアフリカに行くことになりました。
ツアーを決めた後も、雨季の洪水が長引きルートを変えた方が良い、洪水の影響であるホテルが営業中止になった、連絡してなかったけど支払を○○までにしてくれ、など色々ありましたが、適宜対応しました。
予防接種・VISA
上記で移動手段、宿泊場所が確保できたので、残りはそれほど多くありません。1つ目は予防接種です。下記ブログが詳細に書かれていたので参考にしました。
簡単に書くと、黄熱病ワクチンはマスト、A型肝炎はWANTぐらいだったので、両者を東京医科大学で接種しました。電話予約必須、平日のみ、効果が出るまで10日かかるなどの条件があるので、早めに接種しておきましょう。私は出発の3カ月前に電話予約して、2ケ月前に接種しました。
ケニア・タンザニア両国ともVISAが必要です。ケニア→タンザニアの国境越えの際、一緒にいた欧州のおばぁちゃんは現地でVISA申請したツワモノでしたが、そんな冒険はせず、事前に済ませておきましょう。
※ケニアは事前申請が必須だったはず
荷物
最後は荷物の話です。
カバン
サファリ旅行のブログで、「スーツケースは避けてください」という記載が見受けられました。中には、「ハードのスーツケースはNG, ソフトのスーツケースならOK」というのもありました。初サファリということもあり、素直に従い、60Lのダッフルバッグを新規購入しました。結論として、私はハードのスーツケースでも問題なかったのかなと思います。スーツケースがNGな理由として、グループのサファリだと車に乗りきらない、軽飛行機に乗らないことがある、などがあげられますが、極端に大きなものでなければ乗りますし、実際3割程度の人はスーツケースを使っていました。どちらかというと、砂埃が舞い、凸凹道の環境に持って行ってもOKか?、で判断すべきです。
他に機内持ち込みできるカメラ用のバックパック (20L強) と食事などの時に持ち歩くサコッシュ、の以上3点が、持って行ったカバンになります。
衣類系
調べた前情報は、日中は半袖1枚でOK, 夜は長袖必要でした。少し寒さを心配し過ぎた感はありますが、持って行ったいるはこんなラインナップです。シャツや下着などは、定期的に洗面台で水洗いして使っていました。
- 長袖ズボン 2
- 半ズボン 1
- 半袖シャツ 3
- 長袖シャツ 2
- ラッシュガード 1
- ウインドブレーカー1 ←なくても良かった
- 靴下・パンツ: 4セット
- ハット 1
- サングラス 1
- サンダル 1
- スニーカー 1
- ネックゲーター 1
振り返ってみれば、多めになってしまったかな・・・、とは思いますが、妥当な選択ができたとは思っています。日中サファリ内で着る服と、夜に着用 & 飛行機で着る服は、分けるのをオススメします。前者は結構埃っぽくなるので。また、グリーンやブラウン系のアースカラーが推奨されています。
ガジェット系
長距離フライトで使う前提のモノもありますが、下記のラインナップです。
- ノートPC 1
- タブレット 1
- SDカードリーダー 1
- 充電器 2 (飛行機内で使う小さいの1, 複数ポートある大きいの1)
- バッテリ2 (10000mAh, 5000mA) ←10000mAh 1個で良かった
- 変換プラグ
- コード類 複数
- ノイズキャンセリングイヤホン 1
必須系
現金は350ドルぐらい持って行ったと記憶しています。8割方、ガイドさんへのチップになりました。
その他
- 薬類 (酔い止め、目薬、胃腸薬、鼻炎薬など)
- 水筒 ←朝食会場にあるコーヒーを入れて、サファリで飲める!!
- 日焼け止め
- 首掛けライト←朝夜の移動に役立つ!!
- 虫よけスプレー
- ネックピロー
- 耳栓 ←長距離フライトだと、無いとツラい
荷物で最も悩んだのがカメラです。これは長くなるので次回に持ち越します。
ではでは。